「エコロジーとエコノミーの観点から評価できる企業にシールを貼ろう」---。14日東京ビッグサイトで開幕した「エコプロダクツ2006」で、こんなことを行っているブースがある。
大和証券のブースがそれで、「今回の展示会に出展している企業の環境イメージについて、来場者に評価してもらっている」(同社関係者)とのこと。そして、壁には出展企業の名前が書かれたボードが立てかけてあった。
その評価によると、今のところ10点を超える高得点を得たのは、エコロジー部門でイオン、シャープ、コニカミノルタの3社、一方エコノミー部門ではイオン、NTTドコモ、シャープ、トヨタ自動車の4社だった。全体的に自動車会社に対する評価は高いとはいえず、なかには無得点の会社もあった。
もっとも、得点を入れたのは大和証券のブースの近くを通った来場者だけで、しかも、まだ初日ということもあり、これから大きく変わるかもしれない。しかし、自動車会社の評価がこのままだと、環境対策にさらに力を入れ、PRの仕方も変える必要がありそうだ。