いすゞ自動車は13日、横浜市のパシフィコ横浜で新型小型トラック『エルフ』の発表会を行った。実に13年ぶりのモデルチェンジで、新開発のディーゼルエンジンを搭載し、「トラックのイメージを超えるトラック」と井田義則社長は強調した。
エルフは言うまでもなく、いすゞの看板トラックで、1959年に誕生してから93年発売の5代目まで、120カ国の市場で累計販売台数500万台を誇る。
井田社長は「安全性や経済性、快適性など、すべてにおいて従来商品を上回るトラック。初めから世界で販売することを前提に開発した。世界標準と言っても過言ではないトラックが完成した」とアピールした。
今回発表した6代目エルフは、国内での年間販売台数を4万台と見込んでおり、来月から北米や欧州などで順次発売を予定している。