飲酒運転取締りが全国一斉に行われた。7日夜8時から8日朝5時にかけて行われた取締りは、4日から始まった年末における飲酒運転取締り週間の重点的な取締り日として定められたものだ。全国3300カ所で、アルコール検知器を手にした警察官が主要道路に立った。
警察庁によると、この取締りでの全国の検挙件数は1万2427件(逮捕者32人)。そのうち飲酒運転による取締りは、酒酔い運転4件(逮捕者2人)、酒気帯び運転786件(逮捕者14人)だった。
飲酒運転による事故が社会問題化している中での全国一斉検問は、過去3回行われているが、それでも飲酒運転は減少傾向にあるとは言い切れない。飲酒運転の摘発総件数では、初回は1053件(10月27−28日)で2回目は757件(11月16−17日)と減ったが、今回の取締りでは790件に増えている。