アルコール・インターロック実証実験、岐阜市の公用車で1か月実施へ…GMS

岐阜市とGMSがアルコール・インターロック実証実験開始
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車両の安全な遠隔起動制御システムを活用したプラットフォームサービスを世界に展開する日本発のスタートアップGlobal Mobility Service(GMS)は9月5日、岐阜市と連携し、公用車を対象としたアルコール・インターロック実証実験の開始を発表した。

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飲酒運転による重大事故は後を絶たず、社会全体の安全を脅かしている。2021年に千葉県八街市で発生した痛ましい事故を契機に、道路交通法施行規則の改正により、一定規模以上の事業所ではアルコール検査が義務付けられた。しかし、制度導入後も大手運送業者で飲酒運転が発覚するなど、飲酒運転防止は喫緊の課題となっている。

海外ではすでに韓国・アメリカ・オーストラリア・台湾などで法制度化が進んでおり、日本においても同様の社会実装が強く求められている。GMSは「飲んだら乗れない」という当たり前の仕組みを社会に根づかせるべく、岐阜市と連携し、社用車管理システム「Bqey」を活用したアルコール・インターロックの実証実験に行政と共に取り組む。


《森脇稔》

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