大日本印刷株式会社(DNP)は9月18日、自社の社用車の一部に「DNP社用車管理サービス(Bqey:ビーキー)」のアルコール・インターロック機能を導入し、運用を開始したと発表した。
この機能は運転前にアルコール検査を行い、基準値を超えた場合はエンジンが起動しない仕組みで、物理的に飲酒運転を防止できる。国内の社用車を使用する事業所ではアルコール検知器を用いた検査が義務付けられており、DNPはモデルケースとして知見を蓄積する。
同社はGlobal Mobility Service(GMS)、東海理化との協業で2025年1月から本機能を提供している。DNPはさらにグループ会社のDNPコアライズが展開するアルコールチェック代行サービスと組み合わせ、24時間365日の点呼が可能として管理者や従業員の負担軽減を図っている。