大日本印刷株式会社(DNP)は、11月12日から14日まで幕張メッセ(千葉県)で開催される「第5回サステナブル マテリアル展」(通称:SUSMA)に出展すると発表した。
DNPは持続可能な社会と心豊かな暮らしの実現に向けて、長期を見据えた事業活動を展開している。印刷プロセスに立脚した独自の「P&I」(Printing & Information:印刷と情報)の強みと、多様なパートナーの技術・アイデア等を掛け合わせて生み出されたさまざまな製品・サービスを紹介する。
DNPのブースには、環境に配慮したさまざまな工夫を施している。今回出展するブースの構成材や展示什器には、自社工場から排出された不要物を再利用したリサイクル素材を活用している。また、出展にあたって使用した空調や照明などのエネルギー使用量を見える化し、カーボンオフセットの取り組みも実施する。
出展製品・サービスには、サプライチェーン全体での温室効果ガス(GHG)の削減や、資源循環に貢献するサービスがある。高いバリア性を保ちつつ、リサイクルしやすい素材を使用するなどの環境配慮を両立するフィルムやパッケージ等の製品も展示する。
さらに、建物や自動車の内外装に適した、デザイン性や耐候性に優れた加飾フィルム製品、再生資源を活用した製品、脱炭素や資源循環に貢献する分析・評価サービスなども紹介する予定だ。
外装ルーフ加飾フィルムは、自動車用ツートーンカラーの従来工法の塗装に対し、工程の短縮と環境負荷の低減を実現するデザイン性に優れたフィルムとなる。
自動車用外装フィルム(PPベース)は、外装用途向けに耐候性や耐傷性を有するとともに、バンパー等の複雑なボディ形状にも適した加工性を有する加飾フィルムだ。



