25日、日産自動車、みずほ証券、マネックス証券による個人投資家向け説明会で、マネックス証券の松本大社長から「ゴーンさんて強烈なキャラクターとして印象があるのですが、実際はどんな方なんでしょうか?」との質問がされた。
日産の志賀俊之COOは、TVに出てくるゴーン社長のイメージとは違い「人に対して気配りのできる人」と語った。
ゴーン社長と志賀COOの関係は1998年にまでさかのぼり、当時志賀COOは企画室にいて日産とルノーのアライアンスに携わっていたという、ゴーンさんを日産の役員に紹介するという場面で、あの身振り手振りで役員の前に現れたという。
志賀COOはそれを見て「こういう人に来てもらえば、この会社は立ち直る」と衝撃を受けたというほど、とにかくエネルギーに溢れていたという。
松本社長は「そういった(ゴーンさんの)スピリットは、いろんな形で会社の中で浸透していったのでしょうか?」と続けて尋ねた。
志賀COOは、「90年代当時と同じ人が同じ仕事をしていたとしても、今では、心構えとか行動が変わっていった」といい、これからももっともっとそういったスピリットの浸透を図っていきたいと語った。