富士重工業が発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、自動車生産台数は前年同月比6.3%減の4万6505台となり、マイナスとなった。
国内生産は同6.8%減の3万5756台と低迷した。登録車の生産が落ち込んだため。
国内販売は同2.3%増の1万4596台と順調だった。『レガシィ』などの登録車の販売低迷を、『ステラ』や『サンバー』などの軽自動車がカバーし、2カ月ぶりにプラスとなった。
輸出は同17.7%増の3万0597台と好調だった。北米向け『インプレッサ』や欧州、豪州向け『フォレスター』が伸びて、2カ月ぶりにプラスで、10月として過去最高だった。
海外生産は同4.7%減の1万0749台と低迷した。『B9トライベッカ』の在庫調整の影響で、5カ月連続でマイナスだった。