スズキが発表した10月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比10.6%増の20万5323台で、10月として過去最高となった。
国内生産は同7.7%増の10万5203台と順調で、輸出が伸びたため。国内販売は同8.0%減の5万242台と低迷した。『スイフト』や『SX4』が好調な登録車は10月として過去最高の販売台数となったが、主力の軽自動車を減産していることから全体ではマイナスとなった。軽自動車シェアは前年同月と比べて3.5ポイントダウンして30.0%だった。
輸出は同2.5%減の3万1543台と、10カ月ぶりにマイナスだった。スイフトの欧州向けは伸びたものの、北米向けが低調だった。
海外生産は同13.9%増の10万120台となり、今年3月に続いて2度目の10万台超えとなった。10月として過去最高。