マクラーレンがルノーのトップエアロダイナミシストを引き抜いたと、ドイツのテレビ局が報じた。
その人物とはフェルナンド・アロンソが在籍した4年間ルノーでエアロダイナミクスプロジェクトを牽引してきたエンジニアの、ニコラ・ヘンネル・ド・ボープロー。フェラーリ時代にはロス・ブラウンの下で働いた経歴もあり、アロンソも信頼を置いている。
キミ・ライコネンやフアン・モントーヤ、デビッド・クルサードなど、マクラーレンでは“ニュートラルステア”なマシンが主流だったが、アロンソの好みはオーバーステア気味なマシン。
一日も早く「MP4-22」を自分好みにセットアップしたいアロンソにとって、ド・ボープローの存在は力強い味方となりそうだ。