「Switch!」をキャッチフレーズにオール電化を提唱する東京電力。EVS22のブースには、スバル『R1e』、三菱『i MiEV』の2つの電気自動車(EV)が並べられた。スバルと三菱自動車は軽規格の次世代EVの開発で競合関係にあるが、EVの商品力を上げるには、車両単体の性能ばかりでなく、EVにエネルギーを供給するインフラの強化が不可欠。東電は、両社とEVの実証実験における提携先であり、それが“呉越同舟”をもたらしたのだ。両モデルとも、三相200ボルト、単相200ボルト・100ボルトなど、家庭に簡単に敷設できる電源で充電することも可能だが、充電にはかなり時間がかかる。EVを本格的に普及させるには、少なくとも航続距離100km程度分の電力量を数分で供給するレベルの急速充電スタンドの整備が不可欠だ。東京電力はそのニーズに、電圧200ボルトの低電圧・大電流型供給設備で対応していく見通しだ。EVがシティコミュータとして受け入れられるかどうかの試金石となる自動車メーカーと電力会社の実証実験。今後数年、その動向から目が離せない。
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