【インタビュー】自動車業界に深く関わる…UFJニコスのFeliCa戦略

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加盟店は「選択と集中」で展開

−−現在、FeliCaクレジット決済は会員数と加盟店の獲得競争を繰り広げていますが、その中でUFJニコスは数の上では若干不利なのかな、という印象もあります。

鳴川 そこは考え方とスキームの違いですね。(FeliCaクレジット)他社は拡大路線で加盟店を広げていますが、我々は「選択と集中」を重視しています。特にFeliCa決済を導入する意味が加盟店にあるのか、は重要です。

−−と、言いますと?

鳴川 FeliCaクレジットを導入すれば、加盟店は新たに加盟店手数料を支払うことになる。これに見合うメリットが加盟店にあるかが重要で、それは"客単価が上げられるか"にかかってくる。
 例えば、ファーストフード店でFeliCaクレジットを導入しても、ひとりのお客さんが食べるハンバーガーの量が劇的に増えるわけじゃないし、商品の単価も幅も限られている。客単価の向上は難しいわけです。

−−なるほど。では、メリットの出てくる業態とは何になるのでしょうか。

鳴川 まずは食料品スーパーとドラッグストアですね。ここはクレジットカードを使うと客単価があがりますし、お客様も決済処理が早くなるメリットがある。ここがコア市場になると考えています。

−−スーパーとドラッグストアは、地方に行けばロードサイドビジネスの"主役"です。また決済金額も2000円前後と、少額というより中額ですね。確かにメリットがありそうです。

鳴川 あとは当然ながら、ガソリンスタンドですね。すでに新日本石油(エネオス)と昭和シェル石油で導入が決まっていますが、ここはセルフ式スタンドから展開していく考えです。

−−セルフ式スタンドで決済処理が楽になるのは、ドライバーにとっても嬉しいですね。

☆10月31日に開催されるセミナー「拡大するロードサイド決済ビジネス」では、UFJニコスのスマートプラスの取り組み、ロードサイド市場への展開戦略と普及のポイントなどがさらに詳しく紹介される予定です。

※参考:セミナーの詳しい内容および申し込み
http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2006-10-31-S06308.html

《神尾寿》

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