トヨタ自動車のフラッグシップセダン、新型レクサス『LS460』。最も価格の安い標準グレードは税込み770万円で用意されるが、実際には“素の状態”で乗るユーザーは少数派だろう。さまざまなメーカーオプション、ディーラーオプションが用意されている。
メーカーオプションを見ていこう。トヨタお得意のプリクラッシュセーフティシステム(レーダークルーズコントロール付き)が全グレードにオプション設定。価格は27万3000円。
話題の後突対応プリクラッシュセーフティシステムは最上級グレードの「バージョンU」のみに装着できる。ムーンルーフとセットで109万2000円、ムーンルーフ標準の「バージョンU Iパッケージ」は99万7500円と、これだけでベーシックカーが1台買えてしまうくらい高価なデバイスである。
ムーンルーフは標準装備グレードも含めすべてのグレードに装着可能。オプション価格は9万4500円。駐車や切り返しなどのさいに接触を防ぐクリアランスソナーは7万7700円、自動駐車システム「インテリジェントパーキングアシスト」付きの場合は11万9700円となる。盗難防止用のセキュリティカメラを持つ、より高度なセキュリティシステム「G-Security」は8万4000円。パワートランクリッドは5万7750円だ。
インテリアでは、高級ソファなどでみられる皮革処理を施したセミアリニン本革内装を持つ豪華な「Iパッケージ」に標準の本木目パネルを、パッケージ非装着車にも装備可能。価格は6万8250円。ファブリックインテリアの標準モデルをレザーインテリア化する場合、27万3000円アップ。
オートエアピュリファイアー(空気清浄機)はバージョンUに標準装備、他のグレードでは4万2000円増。ロングドライブ時の“強制あくび機”である酸素濃度コンディショナーはバージョンUに5万2500円で設定される。