日野自動車は25日、『セレガ』の燃料噴射パイプと制動装置のエアチャージに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。05年8月から06年6月までに生産された551台が対象。
燃料噴射制御プログラムが不適切なため中速回転域でパイプが共振し、亀裂が発生するものがある。そのため燃料が漏れてエンジンオイルに混入し、出力不足または振動が発生してエンスト、再始動できなくなる恐れがある。
また、エアチャージパイプでも固定方法が不適切なため亀裂が生じるものがある。そのまま使用するとエアが漏れ、エアの充填時間が長くなる恐れがある。