アウディAGは、ドイツの有力自動車専門誌アウトビルト誌が主催する「デザイン・アワード」の授賞式で4つの賞を受賞したと発表した。新型『TT』、『Q7』、『シューティングブレーク・コンセプト』の3モデルが、各部門賞に選出された。
特に新型TTクーペは、同誌読者による「過去12カ月以内に登場したもっとも美しいクルマ」にも選出され、2部門を受賞した。
デザイン・アワード全7部門には、合計146車種がノミネートされた。TTはスポーツカー/クーペ部門、Q7はオフロード/SUV部門のハイパフォーマンスSUVクラスを制し、シューティングブレークはスタディ/コンセプト部門の1位に選出された。
Q7は、アウディ初の本格SUVで、販売は好調、すでに生産能力を当初より増強している。シューティングブレーク・コンセプトは、アウディ独自のデザイン手法に革新的な解釈を加えると同時に、スポーツカーのダイナミズムやパワーに、開放感や機能性を見事に融合させている。
新型TTは、9月から販売が開始された最新のモデルで、先代モデルがアウディのデザインシンボルだったため、「進化」のスローガンを掲げるとともに、新型はひと目見た瞬間にTTであることを主張する信念で、第2世代TTをデザインした。