パナソニック・トヨタ・レーシングチームは4日、F1日本GP開催まで残りあとわずかとなったことを受け、東京都港区六本木のグランドハイアット東京において、記者会見を開催した。
会見は、トヨタ自動車常務役員(モータースポーツ担当)の山科忠氏、同社モータースポーツ部部長でTMG副社長の木下美明氏、トヨタF1チームのレーシングドライバー、ラルフ・シューマッハの3名が同席して行われた。
会見の席上、シューマッハは次のように日本グランプリへの抱負を述べた。
「今季は序盤でペースをつかめなかった。しかし、チームはハードワークを重ね、マシンは良くなってきている。外見からは変化がないかもしれないが、内部は大幅な進化を達成している。開発はよく進んでいると思う」
「しかし、ここ数戦はテクニカル面、そして天候に恵まれなかった。日本は、フォーミュラニッポン時代に過ごした国であり、鈴鹿も大好きだ。レース当日はいい天気であってほしいし、表彰台を目指したい」
「鈴鹿以降の残り2戦を楽しみにしている。日本のファンの皆さんへ、私達をぜひ応援してください」