東日本高速道路は、9月27日にETCシステムを悪用し、料金収受員を欺き、本来の通行料金の支払いを免れていた不正通行者が岩手県警に詐欺容疑で逮捕されたと、同日発表した。
ETCシステムを悪用して不正通行した事件で、詐欺容疑で逮捕されたのは、これが全国で初めてとなる。
実際に流入したICと違う、出口ICに近いICからの流入したと嘘の申告を行い、本来の通行料金よりも安く支払った行為を容疑者は繰り返していたため、東日本高速道路が岩手県警に通報したことが契機になり逮捕された。
容疑者に対して東日本高速道路では、不法に免れた通行料金に2倍の割増金を加え、正規通行料金の3倍の金額を請求するとしている。