【三菱 eK 新型発表】なぜ、スライドドアが片側だけなのか

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【三菱 eK 新型発表】なぜ、スライドドアが片側だけなのか
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フルモデルチェンジを行なった三菱『eKワゴン』には、パワースライドドア(電動スライドドア)を採用したモデルが設定されているが、スライドドアは左側だけで、右側は通常のヒンジ式ドアになっている。

その理由を三菱自動車軽商品開発プロジェクトマネージャーの森井巌さんに聞いた。

「スライドドアの設定は両側にする案や、右側に設定する案などさまざまありましたが、結局は使い勝手と販売価格の面から左側だけにしました。今回設定したスライドドア車は、片側の電動スライドドアで、税抜きで5万円アップとなっています」

「両側にすると倍まではいかなくても、さらに価格が上昇してしまいます。これ以上高くなると、逆に選んでもらえなくなる可能性もあると思い片側だけの設定としました。また、パワースライドドア車には撥水シートも標準装備されますので、合わせて5万円高ならじゅうぶんに魅力的だと考えています」

「販売比率的にはeKワゴンを購入される、半分ぐらいのお客様がパワースライドドア付きのグレードを選んでいただけると予想しています」とコメント。

パワースライドドアが片側だけなのは、両側にすると車両本体価格が高くなってしまうというのが最大の理由のようだ。ほかにも電動スライドドアにすると片側でも約20kgの重量増加になるので、NAのeKワゴンでは重量的にも辛くなってしまうことが考えられる。

《岡島裕二》

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