クライスラーがHEMIエンジン減産へ

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ハイパワー、ハイパフォーマンスが売りで、企業内ブランドとも言えるステータスを得ていたクライスラーの「HEMI」エンジン。ところがこのところのガソリン高、消費者のSUV・ピックアップトラック離れで、ついに減産が決定された。

メキシコ国内にあるHEMIプラントでは、1日1600台のエンジン生産を今年の終わりまで2割減の1日1300台とする予定。同時に、売れ行きが不調な大型SUV、ピックアップトラックも減産となる。

今年8月の販売台数でホンダに抜かれ、アメリカで4位のメーカーとなってしまったクライスラーグループ。特にライトトラック部門の販売台数減は深刻で、全体で昨年比13%減、ダッジ『デュランゴ』にいたっては41%減となっている。

このところのクライスラー人気を引っ張って来たダッジ『マグナム』などもハイパワー、ハイパフォーマンスが売りだけに、今年一杯クライスラーの苦戦は続きそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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