三菱自動車の益子修社長は、新型『eKワゴン』発表の記者会見で、2006年の軽自動車販売が過去最高の「200万台を超えるか、それに近いところはいく」との見通しを明らかにした。
国内新車市場は、登録車販売は低迷しているものの、軽自動車販売は好調に推移しており、今年は200万台を越えるとの見通しが強まっている。
益子社長は、少子化、ガソリン価格の高騰や若い人の車離れなど、自動車を取り巻く環境が変化しているが、「車があこがれの対象では無くなったのは確実」とし、このため「小さい車にシフトするのは間違いない」と述べ、今後も軽自動車人気が続くとの見通しを示した。
ただ、「300万、400万台とは思わないが、200万台は一つの目安になる」とも述べた。