ハンガリーでのニック・ハイドフェルドに続き、イタリアGPでも3位に入ったBMWザウバー。しかも今回はジャック・ビルヌーブの離脱によって急遽昇格した21歳のロバート・クビサがわずか3戦目での偉業達成とあって、チーム内でも大きな盛り上がりを見せている。
「レース前にチームの何人かから、『表彰台に登れるといいね』と言われた。そのときは冗談だと思ってたのに、モンツァのポディウムに登れたことが信じられない」
「イスタンブールと違い、予選だけでなく決勝でもタイヤの状態に自信があった。2度目のピットストップから出たときはアロンソとサイドバイサイドになった。その後、彼のエンジンがブローして、オイルで危ない状態になった。マッサがオーバーランしたときは、僕もパンクするのではと思ったよ」
「レース終盤は比較的イージーだった。ただ安全にマシンを最後まで走らせることを心がけた。人生初のF1表彰台を経験させてくれたチームに感謝したい。とても誇りに感じているよ」と、ポーランド人初のF1ドライバー、クビサは喜びを語っている。