【新聞ウォッチ】政治献金、自工会8470万円、トヨタ6440万円

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年9月8日付

●スズキ・日産 インドに新工場検討(読売・8面)

●引退か、現役続行か F1シューに憶測、真相は 伊GP後(読売・23面)

●日比痛み分け 日本守勢、反発招く、自動車関税撤廃しぼむ、経済連携協定、あす署名(朝日・8面)

●日産「キャシュカイ」フランスで発表 新SUV(朝日・11面)

●鉄鋼大手4社、業績見通し上方修正、07年3月期(毎日・8面)

●05年政治資金収支報告 経団連圧力じわり(毎日・11面)

●日産、ホンダがリコールなど(毎日・26面)

●米フォード プライド捨て生き残り模索、ネックは大型車依存体質(産経・9面)

●時短取り組み強化へ議論、自動車総連大会(東京・8面)

●インド自動車産業10年で売上高4倍に、自工会、長期計画を公表(日経・9面)

●欧州高級車、日本テコ入れ、景気回復機に(日経・11面)

ひとくちコメント

総務省が平成17年(2005年)分の政治資金収支報告書と政党交付金使途報告書を公表した。収入総額は前年比3.8%減の1328億5000万円。1984年以来の低水準となったという。きょうの各紙が詳しく報じている。

「2000年に政治家個人の資金管理団体への献金が禁止され、資金集めの主役が政治資金パーティーに移ったうえ、中小企業などが献金を絞る動きを強めたため」(日経)とみられる。

このうち、企業・団体献金は過去最低の34億円。年間2000万を超える大口献金は23の企業・団体で、トータルのランキングで最多は日本自動車工業会の8470万円、企業別ではトヨタ自動車の6440万円が断トツで2位のホンダ(3100万円)の2倍以上。また、業種別でも自動車業界が全体の23.5%を占めトップだった。

自動車関連のパーティに行くと、昔は社長から頭を下げたが、最近は国会議員のセンセイから深々と頭を下げるシーンをよく見掛けるのも、これならうなずける。

《福田俊之》

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