「GDP2006」=グッドデザイン・プレゼンテーション2006(26日まで。東京ビッグサイト)で、日野自動車は、今年3月に発売した新型ノンステップバス『ポンチョ』を展示した。
PON(ポン)と乗って、CHO(ちょ)こっと行く、コミュニティバスのイメージを名前にし、乗りたい気持ちをデザインした親しみのあるスタイルが「日野ポンチョ」だ。
デザインキーワードは、FRIENDLY(親しみやすさ)、PLEASANT(使う喜び)、HAEMONY(街との調和)。
地上からの高さわずか310mmの客室床面は、ニーリングでさらに50mm下がり、乗り降りを助ける。開口幅810mmを確保した出入り口は、戸袋を持たないスライドドアで、開放時のドアの張り出しもわずか75mm。ロングボディでは、中、後どちらのドアからでも車椅子での乗降が可能。通路も回転できるほど広く、出入り口にはスロープも装備する。バリアフリーの、皆に優しいユニーバーサルデザインだ。
エクステリアでは丸目のランプで、親しみやすさと愛嬌のある顔を表現。バスの循環ルートをイメージした、長円のウィンドウグラフィックス。下辺が丸いリアウィンドウや丸いテールランプでも「日野ポンチョ」と分かる特徴づけをしている。