ダイムラークライスラー日本は、『メルセデス・ベンツEクラス』をマイナーチェンジして28日から発売開始した。
新型Eクラスは、外観がフロントグリルとフロントスポイラー部の立体的な造形を強調するとともに、ヘッドライト内のターンシグナル部に3本のフィンデザインをあしらった。リアビューは、コンビネーションランプ(セダン)やハイマウントストップランプ(ステーションワゴン)のデザインを変更して精悍なイメージを強調した。ドアミラーの形状も変更し、後方視界の向上と高速走行時の風切り音の低減を図った。
アバンギャルド仕様は、AMGデザインのアルミホイールとボディパーツ、ツインクロムエグゾーストエンドを装備したほか、内装はステアリングから手を離さずシフト操作が可能なパドルシフトやホワイトステッチ入りブラック本革スポーツシート、ラバースタッド付ステンレス製ペダルなどを装備した。
このほか、安全面では、メルセデス独自の先進の安全コンセプトPRO-SAFEを導入するとともに、新装備として事故の衝突を予見して衝突までの一瞬に乗員保護体制を整えるPRE-SAFE、雨天時のブレーキディスクの水膜を除去するなどのアダプティブブレーキなどを採用した。
ラインアップの見直しでは、E300とE300アバンギャルドSを新規導入する。
価格はE300が672万円。