【D視点】ホンダ ストリーム 新型の「走りのカタチ」

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 アグレッシブデザイン

デザインの方向を機能表現に決定した理由を、担当デザイナーに伺ったところ、「ホンダらしい『走りのデザイン』は、エイジレス商品。初代『シビック』時代からのホンダファンを中心とした団塊世代から、ガンダムや携帯電話などによって機能的デザインを歓迎する若い世代の人たちまで、幅広い層に共通して受け入れられると判断した」とのことであった。

エクステリアは、旧型のシンプルでクールすぎる面造形とは打って変わって、F1の気流のアクティブ・コントロールをテーマとしたような、キャラクターラインを強調したアグレッシブデザインに生まれ変わった。

旧型の居住性確保によるルーフが盛り上がったプロポーションも、新型では走り訴求にふさわしい低重心の精悍な姿勢に改められた。

インテリアも、ナビ&モニター画面の最適な位置設定、シフトレバーや空調コントロールの操作のしやすさなどから、機能デザインを徹底して追及していることが感じられる。フェイク木目などの装飾性を排したこともアグレッシブさを強調していて、「目的をより鮮明に打ち出した」というデザイントップの説明は納得できる。

しかし、そうした視点でステアリングホイールを見ると、シビックと同じデザインを用いており、そこだけ装飾的なことに戸惑いを感じる。花びらのような縁取りが、エアバッグ作動時に発生する強い力が指に当たらないようにするため、といった機能の裏付けがあればよかった。

《荒川健》

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