【D視点】ホンダ ストリーム 新型の「走りのカタチ」

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【D視点】ホンダ ストリーム 後編

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 地道な努力はブランド継承の絶対条件

新型ホンダ『ストリーム』は、ホンダの原点である「走り」に回帰したモデルチェンジを行なった。発表会に展示してあったホワイトボディをじっくり観察したところ、印象的だったのがフレームの結合部分である。

応力を分散させるのに最適な暫時変化した三次元形状が多用されているのだ。肝心なのは、強度を増強させるために、板厚の異なる三次元形状部分を正確にスポット溶接しているということ。

それにはパーツごとの極めて高いプレス精度と、高度なロボット制御技術が要求される。また、スポット溶接作業を複雑な形状に沿わせるには作業スピードが遅くなる。それらを嫌って妥協した二次元形状でスポット溶接をしているのが普通なのだ。

ここまでこだわったボディを見たのは始めてで、軽量かつ高剛性を達成していることが納得できる。また、ヘッドランプ周辺にしても、その鋭角にとんがった先端部分は板金プレスの限界にチャレンジしており、デザインにボディ設計部門が全面協力していることも見て取れる。

《荒川健》

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