【神尾寿のアンプラグド特別編】携帯電話の欧州プレミアム…ノキア 前編

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 携帯電話のキャリアではなくメーカーを意識せよ

日本ではドコモやau、ボーダフォン(10月よりソフトバンク)など携帯電話キャリアのブランドで携帯電話が販売されている。そのため携帯電話メーカーのブランドは、ともすれば、あまり意識されることなく選ばれがちだ。この点がメーカーブランドがすべての自動車業界との大きな違いである。

しかし、海外市場に目を向ければ、携帯電話もメーカーブランド中心で売られている。フィンランドのノキア、アメリカのモトローラなどが世界的に見て人気メーカーであり、日本の携帯電話メーカーは影が薄い。

一方で、日本市場ではキャリアの影響力が強く、ビジネスモデルが特殊なことから、パナソニックモバイルコミュニケーションズやNEC、シャープなど国内メーカーの独壇場。日本市場における海外メーカーのシェアは微々たるものだ。このように携帯電話の世界で、日本のメーカーと市場はグローバル化していないのが現状だ。

だが、ここにきて海外メーカーも「日本上陸」に力を入れ始めている。ひとつには日本が先行する第3世代携帯電話(3G)が、欧米でもいよいよ普及期に入ったこと。ソフトウェアのローカライズさえすれば、端末の共通化が可能になり、日本市場に参入しやすくなった。また、日本は携帯電話の普及率が高く、買い換えサイクルが早い。さらに売れ筋はハイエンドモデル中心だ。海外メーカーにとっても、日本進出が成功すれば、ビジネス的なメリットが大きい。

そこで今回のアンプラグドは特別編として、ボーダフォン向けの新端末『804NK』を発売したばかりのノキアにインタビュー。同社マーケティング部マーケティングコミュニケーションマネージャーの日下部真一氏に、ノキアの魅力や製品に対するこだわりなど聞いた。

《神尾寿》

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