岩谷産業は、27日−30日に秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催の「2006年ワールドソーラーカーラリー」の燃料電池車部門に、自作の燃料電池自動車で参戦する。
ワールドソーラーカーラリーは今年で14回目を迎え、エコカーラリーの先駆けとして広く知られている。燃料電池車部門は今年で4年目で、同社はこれまでの3年間、燃料電池車部門に参加するチームへ水素を提供することで、本ラリーへ協賛してきたが、今回から水素の提供に加えラリーへも参戦する。
チーム名は『水素未来塾』で、同社及び水素・燃料電池に興味、関心を持つメンバーで構成している。また、チームの代表者は燃料電池バイクの開発などで同社に協力している佐藤昌史氏が務める。
チームの目標は3日間の完走。自作燃料電池車は、最高速度が70km/hで、定格出力が1200ワット。スタックは荏原バラード社製のものを搭載した。