アウディAGは、『A3』の累計販売台数が150万台に達したと発表した。150万台目の記念モデルは、ドイツ・インゴルシュタット工場をラインオフしたアメリカ市場向けの「A3スポーツバック」で、ミサノレッドのボディカラーのオープンスカイルーフ装着仕様車だった。
アウディの本社工場であるインゴルシュタット工場では、A3/A3 スポーツバックに加え、『A4』/『A4アバント』、それぞれのSモデルを生産し、新型『TTクーペ』の車体組立ても行っている。ミッドサイズクーペの『A5』やSUVの『Q5』といった将来モデルも、同じくインゴルシュタット工場で生産する予定だ。
A3の生産は、1996年にインゴルシュタット工場で始まり、その後、2003年には2代目A3が登場、2004年6月には5ドアモデルのA3スポーツバックが加わった。現在、毎日800台以上のA3/A3スポーツバックをインゴルシュタット工場で生産している。
2006年上半期だけで、全世界で約12万7000台のA3/A3スポーツバックが販売され、前年同期比16.3%増のと好調な販売を続けている。
A3/A3スポーツバックには3タイプのディーゼルエンジンモデルと5タイプのガソリンエンジンモデルが設定され、最高出力は102−250ps。
同社では、A3はアウディブランドの成功に大きく貢献してきたとしている。