ステッカー貼られても出頭しない---施行状況に明確に現れる

警察庁交通局は、改正道交法1カ月間の施行状況について、12日、発表した。放置車両確認標章(ステッカー)取付件数は、全国で15万4125件だった。そのうち警察署などに運転者が出頭した件数(告知件数)は、わずか3万2503件。

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警察庁交通局は、改正道交法1カ月間の施行状況について、12日、発表した。

放置車両確認標章(ステッカー)取付件数は、全国で15万4125件だった。そのうち警察署などに運転者が出頭した件数(告知件数)は、わずか3万2503件。違反者として名乗り出て反則金を納付する道を選んだのは運転者の5人に1人だった。大半は、車両の持ち主として放置違反金を納付する方法を選択したと見られる。

改正道交法による違法駐車のペナルティは、運転者が違反者として名乗りでる反則金制度に加え、違反者が名乗りでない場合、違反者に変わって車両の持ち主が放置違反金を納付する放置違反金制度の2本立てで、踏み倒しを防止する対策をとった。

しかし、違反者として申告した場合、反則金納付命令に加えて違反点数を加算されるが、放置違反金の場合は、納付対象者が違反者とは断定できないため違反点数の加算はない。そのため運転者がどちらの制度を使って、ペナルティを納付するか注目された。

違反者にとって免許停止や取り消しは影響が大きい。違法駐車のペナルティは、違反金としてお金を払って済ます。こうした傾向は今後ますます強まっていくことが考えられる。
《中島みなみ》

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