国交省、スマートICを本格導入へ

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国交省、スマートICを本格導入へ
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国土交通省は10日、スマートIC(ETC専用のインターチェンジ)の本格導入に向けた制度実施要綱を策定した。サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に接続するスマートICの設置要件や検討体制、事業区分などを定めた。これに基づいて、条件の整った所から速やかに実施を目指す。 

スマートICは既存のSAなどを活用し、新たなICとして地域活性化などに機能させる取り組み。04年度から社会実験が進んでおり、この実績を踏まえて実施要綱をまとめた。

設置要件では充分な社会的便益が得られることなどに加え、高速道路会社や地方公共団体はコスト縮減や利用者増に努めるといった内容を盛り込んだ。設置を希望する地域は、自治体や地方整備局、高速道路会社などで構成する地区協議会において手続きを進める。IC本体は接続する道路の道路管理者が整備・管理するなどの事業区分も示した。

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