トラック業界がまとめた2006年上半期(1−6月)の普通トラックの販売台数は、前年同期比7.9%増の5万3794台で、好調に推移した。
普通トラック販売は、中部地区や関西地区の排ガス規制強化に伴う最新の低排出ガス車への代替えが進み、需要も順調に伸びている。
車種別では、大型トラックが同10.1%増、中型トラックが同9.9%増だった。
メーカー別では、いすゞが同10.1%増の1万5444台と高い伸び率を示したほか、日野も同9.9%増の1万7090台だった。三菱ふそうもリコール事件に伴う販売不振から脱却、同8.2%増の1万1529台だった。日産ディーゼルだけは同1.2%増の9731台と低い伸び率にとどまった。