三菱ふそうバス・トラック『スーパーグレート』1600台あまりをリコール…灯火器が作動しない

改善箇所
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三菱ふそうトラック・バスは11月27日、大型トラック『スーパーグレート』の灯火装置(LED式リアコンビネーションランプ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2022年(令和4年)9月12日から2024年(令和6年)4月25日に製造された計1607台 。

LED式リアコンビネーションランプにおいて、電気回路の設計検討が不十分なため、回路に流れる電圧が車両からの供給範囲内であるにもかかわらず、過電圧保護回路が作動することがある。そのため、通常回路への電源供給が不足して各灯火器が正常に作動せず、保安基準に抵触するおそれがある。

改善措置として、全車両、LED式リアコンビネーションランプを対策品に交換する。また、交換修理用部品として出荷し、組み付けられた車両が特定できないもの(計948個)についても、同様の改善を実施する。

不具合は33件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《宗像達哉》

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