国土交通省道路局は、6月9日−15日のETCの普及・利用状況の速報を発表した。それによると、全国の1日あたりの平均利用率は、61.4%と前週よりも0.3%利用率が増加した。
高速道路事業者別に見ると、首都高速道路が69.8%と前週よりも0.4%利用率が増加、中日本高速道路が64.1%と前週よりも0.4%利用率が増加、阪神高速道路が61.7%と前週よりも0.2%増加、東日本高速道路が58.1%と前週よりも0.5%増加した。一方で、本四高速道路で60.8%と前週よりも0.3%、西日本高速道路で57.7%と前週よりも0.1%とそれぞれ利用率を減少させた。
首都高速は、あと0.2%で当面の目標である利用率70%に達するが、直前で伸び悩み。しかしすでに平日の利用率は70%を越えているというコメントもあり、70%ラインには確実に近づきつつある。
全国平均の利用率も5月末に比べると、0.9%利用率が増加し、60%以上の利用率を維持するようになった。