ポルシェ ボクスター 2007年モデル…馬力&トルクをアップ、低燃費化

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ポルシェ ボクスター 2007年モデル…馬力&トルクをアップ、低燃費化
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ポルシェAGは、オープンスポーツカー、『ボクスター』と『ボクスターS』のエンジンを切り替えた2007モデルを8月1日から市場投入すると発表した。

ボクスターの2.7リットルエンジンの最高出力は5PSアップして245PSを発生、最大トルクも273Nm/4600rpmにまで増えた。EU準拠燃料消費量は9.3リットル/100kmで、0.3リットル/100km低減した。ボクスターの0-100km/h加速は6.1秒で、最高速度は258km/hに達する。オプションで用意される6速トランスミッションを選択した場合は260km/hに達する。

また、ボクスターSのエンジンは総排気量が3.2から3.4リットルに拡大、最高出力は先代モデルと比べて15PSアップの295PS、最大トルクは340Nmを発生する。ボクスターSの0-100km/h加速は5.4秒で、先代モデルよりも0.1秒速くなっている。最高速度は4km/h向上して272km/hにまで達し、EU準拠平均燃料消費量は10.6リットル/100km。

両モデルのフラットシックスエンジンとも、可変バルブタイミングシステム(バリオカム)と可変バルブリフトシステム(プラス)を組み合わせた「バリオカム・プラス」バルブコントロールシステムが採用した。

吸気カムシャフトのタイミングは40度の範囲でロータリーベーンアジャスターによって制御される。可変バルブリフトシステムは、吸気側に組み込まれたバケットタイプの2ステージ電子制御油圧式可変バルブリフターによって作動する。このバケットタイプのバルブリフターは、内側のタペットと外側のタペットで構成され、シャフトに油圧がかかると2個のタペットは固定される。このシステムにより、ボクスターとボクスターSエンジンは、低燃費と高出力を両立したと、している。

ボクスターとボクスターSには、油圧、電子制御系統そして可変シフトプログラムが見直されたティプトロニックSトランスミッションを設定した。シフトアップとシフトダウンはエンジン回転数が3000rpmを超えたときにのみ行われ、エンジンブレーキのためのシフトダウンはタイムラグが短縮され、より高回転粋で行われる。

クーラントとエンジンオイルのフィラーキャップは開閉しやすいカバーの下に配置し、整備性とリアトランクの使い勝手の向上を図った。

《レスポンス編集部》

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