【D視点】台所のフェラーリ? …612スカリエッティ

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 ティフォシの聖地マラネロ詣ではいかが?

「フェラーリ&マセラティ・デイ コーンズフェスティバル2006」が6月3日・4日富士スピードウエイで開催された。

年に一度の祭典で、今回の参加は過去最多でフェラーリ・マセラティ会わせて552台となったそうだ。当日は、東名高速や富士スピードウエイに通じる国道246には、普段見かけない赤いクルマが多数押しかけ、富士スピードウエイは赤色で埋め尽くされたことは言うまでもない。

参加者はフェラーリ、マセラティオーナー、家族そして友人。サーキットでないとめったに聞かれない華麗なエキゾーストサウンドが響くなか、発表されたばかりのフェラーリ『FXX』や貴重なF1マシンの走行披露、エキジビジョンレースそしてファミリー走行等、多彩な催しを楽しんでいた。

クラシックカーや個性の強いクルマのオーナーも、サークルを作り集まって楽しんでいる例は多い。また、この種のクルマの販売会社は、顧客へのサービスと拡販のためにこういった催しもののスポンサーになるとも聞く。コーンズの催しも、規模の大きさを除けば本質的には同じところがあるのであろう。

しかし、コーンズフェスティバルの熱気は格別で、興奮した勢いで、「ティフォシ」の聖地マラネロ詣でをしそうな恐ろしさを感じた。人を夢中にさせるフェラーリの魅力創生の地道な努力の現われに違いない。

ティフォシは熱狂的なフェラーリファンを指す言葉で、イタリア語でチフス患者の意味なのだそうだ。フェラーリファンの熱狂振りはチフス患者並に重症なのであろう。

日本のメーカーも、フェラーリの魅力創生の努力を見習って欲しい気がするが、安直に真似だけはして欲しくない。世界の恥になるからだ。

《松井孝晏》

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