日本ミシュランタイヤは、農業機械用ラジアルタイヤ『アグリビブ』と『XM108』が井関農機のトラクタ新製品T.japan『TJW95』と『TJW105』の2型式に標準装着されたと発表した。ラジアルタイヤが畑作用国産大型トラクタに標準装着されるのは初めて。
ミシュランの農業機械用ラジアルタイヤが採用された井関のTJW95とTJW105は、国産トラクターとして最大出力となる大型トラクタシリーズ。
ラジアルタイヤは、接地面積が大きく、接地面圧が低いのが特徴。
平らで安定した接地面は荷重を分散させ、土壌への沈み込みを少なくするため、土壌を踏み固めにくく、作物の発達が良く、収穫量アップにつながる。また、長く広い接地面積を確保することで、駆動力が向上して稼働率の向上が図れ、作業時間の短縮にも結び付く。
輸入トラクターではほとんどの製品にラジアルタイヤが採用されている。