富士重工業の竹中恭二社長は14日のスバル『ステラ』発表会見で、乗用車系の軽自動車市場でのシェアは「10%くらいを狙いたい」と述べ、ステラの投入で反攻に出る方針を強調した。
竹中社長は、ボンネットタイプの一部商用車を含む乗用系の軽市場を年140万台レベルと想定しており、その10%をスバルの軽乗用車シリーズで確保したい考えだ。
竹中社長は「ステラによって『R2』『R1』との乗用車のフォーメーションができた」とし、スズキやダイハツ工業に押されてきたものの「ここで一矢報いたい」と語った。ステラは、軽市場の中心を占める“ハイトワゴン”であり、「マーケットのど真ん中にストライクを狙って投入した」とも述べた。