ビュイックの新CUVはラグジュアリー

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GMではビュイックブランド強化のため、来年の夏新型クロスオーバー『エンクレーブ』を販売開始する。エンクレーブは現行の、スタイルに悪評が高い『ランデブー』、トラックベースの『レイニエ』の後継モデルと目されるが、現時点ではこの2モデルは2007年も継続して販売される予定。

エンクレーブはラグジュアリーCUVと位置づけられており、ライバルはレクサス、アキュラのクロスオーバーモデルだという。

外観デザインは今年1月のデトロイトオートショーでコンセプトとして発表されたものに近く、細部までディティールに凝ったものとなる。

またインテリアは「価格が2万ドルのクルマに、3万ドルの価値があるインテリアを提供する」と公言され、ユーザーに最高の居心地を保証するという。3列、6人乗りのシートはすべてレザー張りで、各席にエアコンディショナー調節、カップホルダーが付き、どのポジションに座っても個人的な空間が楽しめるのが特徴。

エンジンは3.6リットルV6が標準装備で、270hp。4WDバージョンの投入も予定されている。

ランデブーよりははるかに洗練されたスタイル、価格以上の価値を提供するエンクレーブは、ビュイックの牽引役となるかもしれない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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