いすゞ自動車は、ウクライナにトラック、バスを販売する合弁会社いすゞウクライナの開所式を合弁相手のバグダン社の本社で開いたと発表した。
式典には、いすゞの井田社長、バグダンのスビナルチュク社長、同じく合弁相手の双日の寺岡専務のほか、関係者約500人が出席した。
井田社長はセレモニーで「ウクライナ市場への大きな期待と責任の重さに身の引き締まる思いがある。いすゞウクライナの設立と今後の成功で、ウクライナと日本の親交が深まることの一端を担えるよう最大限の努力をしていきたい」と挨拶した。
ウクライナではこれまで、いすゞの小型トラックのプラットフォームを使用した小型バスをバグダン社が生産・販売してきた。今後はいすゞウクライナがバグダン社が生産する小型トラック、小型バスを販売する。
いすゞウクライナは資本金が約5億円で、いすゞが30%、バグダン社が50%、双日が20%出資した。