G-BOOK、無料化でホンダ インターナビを抜くか

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トヨタ自動車は、テレマティクスサービスG-BOOK ALPHA対応のナビゲーションシステム搭載車両を対象に5月から、会費を永久無料化するサービスを開始すると発表した(既報)。渋滞予測情報、渋滞回避ルート、道路交通情報、音楽CDの最新タイトル情報の配信などを会費無料、申込み手続き不要で利用できる。

テレマティクスサービスでは、ホンダがインターナビ・プレミアムクラブを年会費無料で展開、会員は30万人を突破しているのに対して、トヨタのG-BOOKは会費が有料なこともあって会員が伸び悩んでいた。

トヨタが提供するフリーサービスは、気軽にG-BOOK ALPHAを利用したいユーザーの要望に対応するもので、対応ナビに携帯電話をBluetoothで接続することで、様々なサ−ビスを無料で利用できる。

また、対応ナビは、出荷時にすでにG-BOOKセンターに利用登録されており、ナビ画面での簡単な操作で利用を開始できる。

G-BOOK ALPHAフリーサービスの具体的なサービス内容は、今後の渋滞発生を予測し、渋滞を回避するルートを設定するサービスや周囲の道路交通情報を音声読み上げすることにより、従来のナビ表示を補完するサービス、新曲CDのタイトルやアーティスト名を自動付与する為の最新情報の提供、パソコンや携帯電話から、全国の施設情報や、旅行誌、タウン誌のお勧めスポットを検索して、ナビの目的地に設定したり、複数地点を経由するドライブルートを作成してナビに転送できる。渋滞を考慮した所要時間や、希望日時に到着するための出発時間をお知らせするサービスもある。

盗難被害にあったクルマを追跡調査するなどの有料契約サービスG-BOOK・G-BOOK ALPHA/G-Linkも継続する。G-BOOK ALPHAフリーサービスを利用できる対応ナビの販売台数は2006年内に約40万台を計画しており、従来のG-BOOK・G-BOOK ALPHA/G-Link契約台数を合わせたテレマティクスサービスの提供台数は同年内に累計約60万台となり、ホンダを抜くことになる。

《レスポンス編集部》

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