【VW パサート 新型日本発表】木目パネルの質感

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【VW パサート 新型日本発表】木目パネルの質感
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上級クラスへのシフトを目指した新型フォルクスワーゲン『パサート』。インテリアについても旧型に比べ、より入念に仕立てられているのが印象的だ。ダッシュボードやトリムの樹脂材料も質感が大幅に上がっている。

メーターはシルバーリングを配した青色の自発光式、各種スイッチも細かいモノまで文字部分を透過光式にするなど、こだわりを見せている。フォルクスワーゲングループのプレミアムブランド、アウディと比べても、仕上がりではひけをとらないだろう。

そのインテリアをより華やかに見せるのが、ターボの「2.0T」とV6の「V6 4MOTION」に用意される本木目パネルだろう。通常、この価格帯のモデルでは木目調の樹脂パネルを使うことが多いが、フォルクスワーゲンはあえて本物のウッドを使っている。

V6にはクルミ材(ウォールナット)ウッドパネルが標準装備される。濃い色彩と目の細かい年輪、多重ニス塗りの光沢感が高級感を演出する。ターボについては、ウッドパネルはオプション扱い。こちらは黄味の強い明るい色合いのポプラ材で、スポーツサスペンションを標準で装備するターボモデルの性格に合わせた演出だ。

この本木目パネル、木工の仕上がりが非常に良く、パサートのインテリアをより魅力的に見せるのに大いに貢献している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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