【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種

自動車 ニューモデル モーターショー
【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種
  • 【バンコクモーターショー06】トヨタのアジア向け独自車種

トヨタブースでは、『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)や『ウィッシュ』など日本でもおなじみの車種と、見慣れない車種が混在した不思議な空間が展開していた。そこで日本ではまずお目にかかれない、しかし魅力的なモデルたちを紹介したい。

まず、もっとも目立っていたのが『フォーチュナー』(Fortuner)。先代『ハリアー』にも似たスタイリッシュなボディを持つSUVで、プレスデー翌日のVIPデーでは商談をする人が絶えないほど人気を集めていた。実はピックアップの『ハイラックス・ヴィーゴ』をベースにして乗用SUVに仕立てたモデルなのだが、フロントグリルやヘッドライトもヴィーゴとは異なる専用デザインが与えられ、高級感を演出している。3.0リットル直4エンジン搭載モデルが126万4000バーツ。

『ハイエース』の豪華版、といった趣のワンボックスは『ヴェンチュリー』(Ventury)。アジア各国ではめっきグリルがウケるから、『アルファード』ふうの顔にアレンジしただけ……と思ったらそれだけではなく、やけに幅が広いことに気づく。キャビンに入ってその理由に納得。最後列はなんと4人掛けになっているのだ。MPVとしての効率を追求しているヴェンチュリーは、2.7リットルの直4ディーゼル搭載で146万8000バーツ。

これらよりもサイズが小さく、手ごろなミニバンが『イノーヴァ』(Innova)と『アヴァンザ』(Avanza)。イノーヴァは7人乗りで2.5リットル直4エンジンを搭載。アヴァンザは1.3リットル直4エンジンで、こちらも3列座席となっているので7人乗れそうだ。

ところで、バンコク市内を走るタクシーのほとんどが『カローラ』なのだが、そのカローラの上級仕様とも言うべきモデルが『カローラ・アルティス』だ。カローラとの違いはグリルと室内トリムが豪華になった程度しかなさそうだが、レクサスのものに似た縦桟のグリルは確かに高級感を漂わせている。

それにしてもアルティスというネーミングは、日本ではダイハツで販売している『カムリ』のOEM車に与えられていたはずだが……。いくらタイと日本では市場がオーバーラップしないとはいえ、他ブランドの商標を与えるトヨタのブランド・マネージメントにはいささかの不安を抱いてしまう。

《》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集