日本ピストンリングは、中国江蘇省にエンジンの基幹部品であるバルブシートを生産する新工場を設立すると発表した。
新工場は日塞汽車零部件制造(鎮江)有限公司で、資本金は2600万ドル(約2億9000万円)。日本ピストンリングが100%出資する。
総投資額は3200万ドル(約3億5000万ドル)で、今年8月から操業する予定だ。生産能力は年間640万個。
中国で日系自動車メーカーの進出が加速しているのに加え、エンジンの基幹部品の現地調達ニーズが高まっているため、これに対応する。同社の中国の生産拠点は、スチールピストンリングの工場に次いで2カ所目。