バンコクモーターショーの会場を歩いて驚くのが、エクステリアにエアロパーツを装着した「エアロ仕様」の多さ。日本メーカーの人気車種は、ノーマル仕様とエアロ仕様を並べて展示しているクルマも見かけた。
理由はもちろん、タイではエアロパーツを装着したクルマが大人気だから。エアロパーツが大好きな理由は、タイ人が見栄っ張りで見た目を飾るのが好きな国民性だからなのだとか。
バンコクの街を走っているクルマのフルエアロ率は東京をうわまわるほどで、時にはフルエアロのタクシー(車種はトヨタ『カローラ』だったりする)を見かけることもあるからおもしろい。それも、最近日本の個人タクシーで見かける、純正エアロを装着したタクシーではなく、レーシングカーをイメージさせるようなアフターマーケットの派手なエアロパーツをつけているタクシーもあるから驚くばかりだ。
また、モーターショーにレザーシートを装着した展示車両が多いのは、レザーシートがあれば高級車というイメージがあるから。カローラにまでレザーシートを用意しているのだからさすがである。