ケンウッドは、USB端子を搭載したカーオーディオレシーバーの新製品『シリーズU』2機種と2DINカーオーディオ2機種を3月下旬から発売すると発表した。
USBマスストレージクラスに準拠したメディアに対応しているので、フラッシュメモリーやカードリーダー(シングルスロットタイプ)などの製品とUSB端子で接続することで、メディアに収録した楽曲を車の中でも再生/操作することが可能となる。
さらに、デジタルオーディオプレーヤーとの接続で用いる従来までのアナログ接続とは異なり、デジタル接続で音楽を転送できるため、より高音質な再生が可能となる。
同社では、高音質技術と連動させることで、理想的な音場空間を構築したとしている。MP3、WMA、AAC形式で収録したCD-R/RWの再生に加え、別売専用ケーブル『KCA-iP500』を用いることで、『iPod』に収録した楽曲の再生/操作も可能。
ケンウッドは、USB端子を搭載したシリーズUなど4機種を発売することで、ユーザーが家庭でも車でもシームレスに音楽を楽しめる環境を構築し、カーオーディオ市場の再活性化を図る。
価格はWMA/MP3/AAC対応CD/USBレシーバーの型番『U717』が4万9350円。