ISETAN MEN'Sと雑誌『LEON』そして日産自動車のコラボレーションによる『スカイラインクーペコラボレーションスタディ』を前に、日産自動車マーケティング本部の加治慶光さんは「上品でありながら、艶かしく出来上がって、完璧です」と語った。
今回のコラボレーションに関して「コラボレーションスタディは、売ることを前提としておりません。自動車産業は開発期間が長くなりがちなのでお客様のニーズをすぐに読み取ることできない。したがってお客様のニーズに日々接している雑誌社と百貨店さんと組むことによって勉強させていただいて、お客様の喜ばれるクルマを開発していく“お手伝い”をしてみようという気持ちでお願いしました」とコメント。
今回苦労した点としては、「LEONさんと伊勢丹さんの明確なアイデアがありまして、それを実現するために、どういう素材や色を探してこようかと苦労しました、さすがに細やかなところまで詳しくて、こだわりも大変でしたけれど、喜んでいただけてうれしかったです」と微妙なこだわりに応えるのに苦労したみたいだ。
コラボレーションの成果については、「うちの会社のゴーンなんかが言うのですけども、とにかくお客様にどんな価値を提供できるのかを学んできなさい、と。自動車というのは暮らしを彩る一つの部品でしかないので、少しでも皆様によろこんでいただける商品開発のために我々は勉強が出来たと考えております」とコメント、ゴーン社長も後押しをしていたみたいだ。
スカイラインクーペコラボレーションスタディは14日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1階で展示される。