三菱自動車が発表した2005年10−12月期の連結決算は、営業利益が16億円となり黒字転換した。
10−12月期は、日本で『アウトランダー』などの販売が好調だったほか、欧州での『ランサー』なども順調で、販売低迷が続く米国の落ち込みをカバーした。販売台数は前年同期比6.9%増の32万6000台だった。売上高は5383億円だった。
営業損益は第1四半期が138億円の赤字、第2四半期が60億円の赤字で、今回16億円の黒字に転換し、着実に収益が回復している。
ただ、経常損益は2億円の赤字で、当期純損益も43億円の赤字となっている。