●品質のコミットメント
品質のコミットメントでは、2007年に発売予定の新型ラグナを、高級車のカテゴリーにおいて、その品質とサービスの両面でトップ3にランクされることをめざしている。クルマの魅力、信頼性、耐久性を追求し、また、ショールームでのセールスや、修理工場でのサービス面で顧客の満足を勝ち取ることを目標としている。ラグナは、ルノーにとって、品質のコミットメントの象徴的なブランドとなるという。
さらに、このラグナの品質追求をベースラインとして、ラインナップの強化も示された。
(1)『メガーヌ』、『トゥインゴ』、『カングー』、『マスター』の4車種を創造的にリニューアルする。
(2)ルノーとルノーサムスンの高級車種を拡充する。次期ラグナを含め、2万7000ユーロ(450万円)以上の価格のクルマを2010年までに8車種発売する。
(3)SUV、四輪駆動車、クロスオーバーのほか、ニッチ・マーケットを狙った新型車を発売する。
(4)以上の新型車は、主に欧州外の市場に向けて開発される。5車種が『ローガン』のプラットフォームを採用。3車種が韓国市場または韓国から輸出される。また、南米で少なくとも5車種が発売される。
この結果、2009年までに26車種の新車が発売される。2006年に2車種の新車を予定しているため、2007年から3年間は、毎年平均8台ずつ発売することになる。