梶川ヤマハ発動機社長「現時点で影響は出ていないが…」

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機の梶川隆社長は7日、東京で行った決算発表の冒頭、無人ヘリコプターの輸出をめぐって静岡県警などの捜査を受けている件について「(関係先に)多大なるご心配とご迷惑をかけていることを深くお詫びする」と、陳謝した。

捜査については、「全面的に協力している」とし、社内でも「事実の解明に全力を挙げている」と強調した。同社は経済産業省から包括輸出許可を取り消されているが、業績への影響については、「個別に輸出の申請を行うことで、現在のところ影響はない」と述べた。

問題となっている無人ヘリについては「輸出を自粛している」ものの「95%が国内向けであり、全体の業績に影響が出るとは考えていない」と説明した。

ただ、ブランドイメージへの影響も考えられるため「今後の捜査の推移によっては(影響が)出るかもしれない」と、懸念を表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集